95年型(MA)は知らずKA(93年型)までのCRR(Classic Range Rover)のルームランプは室内スイッチの他、リアゲートも含めて何処かのドアが開いていると点くようになっている。ドアを閉めると8秒ほどでじんわりと消えていく。運転中などエンジンが掛かっている時はすぐに消える。そしてドアなどが開けっぱなしでもバッテリー保護なのか省エネのためなのか約10分経つと自動的に消えるようになっている優れ物なのだ。
そしてドアを開けた時に後ろの車に知らせるために赤いドアライトや降りる人の足元を照らすパドルライト、これも良い装置なので本来は付いていない後ドアにもDIYで付けた事は前にどこかで書いた。ただ、最近気付いたことだが、後ろドアを開けると前ドアが閉まっているのにBピラーの隙間から前ドアのドアライトが赤く点いている。よく見ると反対側のドアも同様で、どこかのドアを開けると全部のドアライトが点いている。どうもルームライトディレーユニットというリレーの元々の仕組みのようだ。リアゲートを開けても同じだ。更にドアを閉めてもルームランプと連動して8秒ほどは点いたままになっている。
KAレンジは本来リアドアにドアライトやパドルランプが付いていない関係だろうか。リアゲートが開いたらリアワイパーを終了させるだけでドアランプなどの点灯は不要ではないだろうか。
アルバイトが終わって暇ができると細かい事が気になるタチなので、1枚ドアを開けただけで全部のドアライトがついてしまうのを解消する事に挑戦。併せてリアゲートの開閉連動機能などは取っ払うこととした。エンジン載せ替え時にディスプレー型リアミラーにしてリアガラスは汚れても問題ないのでワイパーは取り外してしまったし、乗り降りの際に操作スイッチが足に当たって自然に動いてしまうので邪魔なのだ。
ドア連動機能は単純に考えるとドアスイッチを2個付けてやるか2極(2投)スイッチにすれば良いのだが、純正のスイッチ1個だけで、手元にいっぱいある小型リレーを咬ましてBピラー内部や見えない場所に収めてやることにした。