雪のせいでワイパーが壊れた。というか壊してしまった。冬の初めに車庫に入れずに外に駐車していて一晩で30センチほど積もった事があった。横着してウインドガラスに溜まった雪を無理やりワイパーで除雪したら雪の重さに負けてワイパーが擦れてしまったようだ。その後ワイパーを動かす度に所定の位置に収まらず徐々に途中で終わるようになった。ひと月ほど経ってからワイパーアームの取り付けを調整したが最後はワイパーが全く動かなくなってしまった。ヒューズが飛んだかとも思ったがウオッシャー液は出るのでモーター自体が壊れたかアームとモーターのギザギザ(ノッチ)が削れてしまったかどっちかだ。モーター自体は結構丈夫なはずなのでノッチが削れたと見込んでモーターを観察して見た。
CRR(Classic Range Rover)の場合ワイパーモーターに辿り着くのは骨が折れる。クソ重たいボンネットを外し更にデッキパネルを外さなければならないのだ。バネが強すぎるボンネットヒンジを水平にしてデッキパネルを外そうとしてコジリ棒を入れていたら手が滑ってバチンとどこかに当たって飛んで行ってしまった。取り敢えずパネルを外してモーターを観察したが、後でどこに当たったかしっかり見てみたらフロントガラスに当たってから飛んでいったようだ。イタタタ。φ3センチほどがヒビ割れ隣に約10センチ径で丸くヒビが入っている。本当にイタタタタだ。下手なことをした。ワイパーの修理どころではなくなってしまった。
ジャンク品棚にエンジンドナーとなったディスコのワイパーアームがあったかと探したが左ハンドルのMAレンジの物しか見当たらなかった。ディスコのボディを売り急いだためワイパーアームを取り外し忘れたようだ。今となっては自分自身の軽率さを呪うしかない。所謂前期型のKAと後期型のMAではモーターの芯径やコネクタの形状も違うようだったので取り敢えず現在のモーターの取り付けノッチを清掃してキツく締めてお終い。次の大仕事のウインドガラス交換に備える。