’18年の年末になって驚愕の情報が連続して入って来た。2ドアレンジのヒーターが湯気を吹いている映像に驚いて動悸が収まらない間に別の情報でレンジのヒーターマトリックスはよくパンクすると言う情報が入って来たのだ。2番目の情報は応急措置の解説付きだったが、その方法が先日エンジンを降ろしたガソリンレンジのヒーター配管そのものだったのだ。
どうしよう。ガソリンレンジのヒーターコアがパンクしているかもしれない。ええい、ヒーターコアもエバポレーターも後期型レンジの物をバラして使う事にしようか。いわゆる完全レトロフィットだ。まさに金をかけずに手間をかける。プライベーターの極み。とは言え不安を抱えながら新年を迎えることとなった。
エアコン化に向けてヒーターユニットを取り外した際に見てみたら不安は的中。ピンポーンであった。冷却水の出入り口は樹脂製でこの部分にヒビが入っている。ひび割れを薄いマイナスドライバーで触っていたらポコっと割れてしまった。これでは持病になる訳だ。さあてどうしたものか。
ということでヒーターマトリックスを手持ちの材料と少しばかりの材料でオールアルミ化を図ったうえでかねてからの夢であったエアコン化に取り掛かる事にした。
結局、エバポレーターはサイズの関係でCRR用を再利用することとし、ヒーターコアのオールアルミ化は強度(力量)不足で一旦断念。一番信頼できる輸入部品販売元からコアを入手して組み上げた。